塾の選び方③

こんにちは

Hide-and-seekです

昨日のブログで塾選びにて気をつけた方がいい点を述べましたが、

書いていてふっと

行かないほうがいい塾のポイントもあるじゃないか!

と思いあたりました

 

今日は私だったら行かせたくないかな、

と思う塾のポイントをつらつらと書いていこうかなと思います

 

【注視ポイント】

1:進学実績

2:教室長がすごい、だけ

3:掃除がなされていない

4:挨拶がない

 

 

 

1:進学実績

進学実績には結構からくりがあります

私の塾もそうですが王手の塾は必ず実績を重複して計上します

 

例えば、ある1人の生徒が

慶應志木」と「早稲田実業」を合格した場合

塾の実績としては

慶應志木:1名」「早稲田実業:1名」

として記載されます

つまり外部向けには2名合格したように公表されるわけです

 

したがって、優秀な生徒が1人入塾して合格実績を多く出しているが、

その他の生徒は全く結果が出ていないということがありえます

なので進学実績に関してはかなり割り引いて見たほうがいいです

 

難関校に受かっているからこの塾に通っていれば大丈夫

と安直にみなさないほうがいいと思います

実質何名合格しているか確認したほうが塾選びとしてはうまくいきます

 

同じ生徒がいくつも合格を出している事実を塾が伝達しないのであれば、

私だったら生徒を通わせるかは悩みます

逆に正直に伝えてくださる場合は信頼に繋がる可能性が高いと思います

 

また講習だけ参加している生徒の合格実績を加える塾もあります

(こちらは特に予備校に多いと思われます)

正規のカリキュラムで受講した生徒と、その授業担当が受験に臨んだ結果

どのような実績が出たかに、私だったら注視します

 

数値に惑わされないことが大切です

 

 

2:教室長がすごい、だけ

こちらは以前述べたことと関連しています

つまり、教室全体で支えるサポート体制が整っていない、あるいは甘い

ということが考えられる、ということです

また、教室長が倒れたり校舎を移動してしまった場合、

生徒の受験がうまく行かなくなってしまいます

それに、全ての教科を教室長が見れるとも言い切れません

 

教室長と関われればいいですが、関われなかった場合成長はあまり期待できません

信頼できる講師が存在するか確認したほうがいいと思います

 

ワンマンの教室であれば、それよりも頼れる講師が複数いそうな塾に

入塾させたほうがいいです

 

 

3:掃除がなされていない

掃除に関しては私はかなり大事だと思ってます

 

特に

 

トイレ・水槽・見本教材の棚・シンク・ゴミ箱

 

など人目につくところは必ずチェックしたほうがいいと思います

これらの点に常日頃から気を配れる教室は、

生徒関連でマイナスなことが起こったりしても(成績下降等)

原因を模索し改善しようとする可能性が高いと個人的に思います

つまり、

嫌な点から目をそらさない

可能性が高いと思います

 

また、

教室の棹や、教室の扉の上の窓の縁に埃が溜まっていないかも

本当に細かいですが、私なら確認してしまうかもしれません

ここが綺麗だったら本当にきめ細かいサポートをしてくれるかもしれないと思う

一つの大きなきっかけになると思います

 

以前私がお世話になった教室長の方が、

授業後に一人も黙々と掃除をなさっていて、

その理由を聞いたことがあります

 

その教室長は

 

「綺麗な教室で生徒たちを迎え入れて、前向きに学習してほしい」

 

と私に返答してくださいました

 

その方は、生徒に対してとてもきめ細やかなサポートをしていて、

実績ももちろん出していましたし、

なにより保護者の方・生徒たちにものすごく信頼されていました

 

私も掃除は気をつけているほうでしたが、

掃除は事務の方が行ってくださったので軽くでいいかと思っていました

でも、私ももっと生徒や保護者の方の力になりたいと思い

その方を真似て、気づく点から綺麗にするように意識を変えました

 

すると気のせいかもしれませんが、嫌なところや改善しなければならない点が

多く見えてきた気がします

それは生徒たちのこと(成績や素行等)だけではなく、教室運営に関しても同様に

問題を発見できるようになったと思っています

 

私に掃除の大切さを教えてくださった教室長は

今では昇進してさらに活躍の場を広げています

 

この経験から、

掃除の手が行き届いている教室は、私だったら入塾させてもいいと思いますし、

逆に、疎かであれば実績がいくら良くても、

あるいは、教室長や講師が信頼できると感じたとしても、

入塾させるかどうかは少しためらってしまうかもしれません

 

掃除ができるかどうかは本当に大切です

 

 

4:挨拶がない

挨拶がないということは礼儀がなっていないということです

他人への気配りの意識が低いということにもつながります

塾に入った後、挨拶がない場合は私は違和感を持ってしまいます

また、対応してくださる方は挨拶をして当然ですが、

それ以外の講師が挨拶をするかどうかも大切です

まずは基本的な点なので、そこができていなければ入塾は考えものです

 

 

【まとめ】

塾選びの際には、指導力以外の細かい点まで確認して

目に見えない点まで配慮できているか確認したほうがいいです

その配慮ができているかいないかで生徒対応の質は変わると私は思います

みなさんも塾選びの際には気をつけてみてください

 

 

「今日の一言」

昨日私の生徒の一人が早大学院に合格しました

本当に嬉しいですね><

保護者の方から「先生のおかげです」と何回も伝えられましたが、

本当に生徒が頑張ったのだと心の底から思います

受かった事実よりも、辛さを乗り越えて受験を乗り切ったその生徒を

私は誇りに感じています

本当におめでとう!

 

その逆で不合格だった生徒も多くいます

不合格だった生徒にこそ私(たち)は必要だと思っています

面談を多く設定して、生徒たちが前を向けるきっかけを多く設定していきたい

と思います