【その他】私と英語とスワヒリ語
こんにちは
本日はお題『私と英語』に沿って書いてみたいと思います
大学生の時にインターンでタンザニア、ケニアに二ヶ月間行ったことがあります
大学時代には社会人になってからできないようなことをしたいと思っていて、じゃあそれはなんだろうと考えたときに
『アフリカ大陸に行くことだ』
と考えついたのです
そういうわけで、アフリカにある国へ行くことを決めたのです
それまで大学受験の英語しか勉強していなくて英語は特に得意でも不得意でもなかったのですが、渡航およびインターンには語学の基準がありました
とりあえずTOEICで730点取れば良いとのことで、毎日勉強しましてなんとか基準に達することができました
大学受験以上に本気で勉強したと思います
本気で行きたい気持ちがあると学習も継続できるんだな、と強く感じた日々でした
内容は『小中学校で英語を教える』とのことです
もともと大学生の時もバイトで塾講師をしていたので、同じ教育系のインターンに応募しました
インターン前日、いろいろな国籍のインターン生と出会い、ご飯に行きました
これからどんな日々が始まるんだろう、と久々にドキドキした気持ちは今でも思い出すことができます
ただ、結論から述べますと
今思い出しても、かなり辛くとても鍛えられた2ヶ月間のインターンとなりました
【インターン初日】
始め私は、何か引き継ぎがあったり、後ろで見学をしてから、少しずつ授業に参加するのかなと思っていました
けれども、校長室に呼ばれていきなり
『今日授業するクラスは‥』
と伝えられ、私を含むインターン生はみんな仰天しました
わたしも
『授業いきなりするんかい』
と心の中で感じました
けれど決まってしまっていて変えられないので、やるしかないと心に決め、前任者からの引き継ぎのメモを見てそれぞれ準備にかかりました
後から聞いた話ですが、そもそも教師の数が足りず、初日から授業に入ってもらう予定だった(by校長室)らしいです
そんなの募集要項に書いてない!と愚痴を言っても始まらないので、準備をしました
授業自体は日本の塾で慣れていたのでなんとかなるだろう、と思って教室に入っていきました
入って少し経って私はあることに気づいたのです
子供たちは学年によっては英語が通じますが、通じない学年もあったのです
大人とは英語でコミュニケーションがとれます
ただ、これから指導する生徒たちには単語レベルでしか英語が通じないのです
最初の授業はほんとに何もできずに、テキストを一緒に読むぐらいで終わりました
授業が終わって校長室にいって、生徒たちには単語レベルでしか英語が通じない!と相談したところ、校長からは
『スワヒリ語も交えて授業をしてください』
とお願いされました
‥むり!!
ほんと無理!
募集要項に書いてないじゃん!
簡単な英語で文法事項を訂正する授業をする
という内容のインターンだったんじゃないんかい!
と心の中で叫びました
他の各国から来たインターン生も同様のことを感じたようで、その日の夜は寮で今後どうするかの話をかなりしました
はじめは愚痴や不満をこれでもか!というぐらい出し合いました
ひと通り不満を吐き出したあと
さて今後どうするか、とだれかが投げかけたことをきっかけに、先のことを話し合うことになりました
不満を言っていても翌日も授業はあるので、準備しなければならなかったので、全員授業をどう組み立てるかを相談しました
結論から述べますと
①授業のスクリプトを作る
②スワヒリ語の単語•文法を覚える
③模擬授業を毎晩1人ずつ行う
ことになりました
まさか、英語の実践としてタンザニアに来たのに、スワヒリ語を本気で勉強することになるとは参加当初は想像もしませんでした
それでも今まで英語の文法や単語を覚えた方法などを駆使すればわりと覚えられるものですね
そして必要性と喫緊性がありやらざるを得ない状況に陥れば人はやるのですね
ほんとに毎日毎日スワヒリ語の勉強を勉強をしました
高学年の授業の方は、
もともと生徒たちはコミュニケーション英語を話すことができていたので、予定通り文法の授業を行うことができました
コミュニケーションは取れてても文法はめちゃくちゃなので、それを訂正する授業です
この授業はインターン前国内でもかなり練習したのでスムーズにできました
一方低学年の方は、
コミュニケーション英語を理解できる生徒とできない生徒の差がかなりありました
なので、スワヒリ語の単語やボディーランゲージをかなり用い、まずは英単語と簡単な文法(とはいえ日本で言う中3レベル)を教えていきました
わからない単語が飛び交ってきたときは、がっつりiPhone、MacBookも使って調べまくりました
日本の授業よりもかなり頭も体力も用いた授業をほぼ毎日行っていたという感じです
はじめは当然上手くいきませんでしたが、2週間もすれば人は慣れるものですね
一応授業の形にはなってきました
環境に適応するために人はほんとに死に物狂いに努力できるんですね‥辛いですけど
授業をしていて私が1番違和感があったことは、日本人がタンザニアの地理を教えるという授業です
まさかタンザニアまできて、タンザニアの地理を英語とスワヒリ語で現地の小学生低学年の子供たちに教えるとは思いませんでした
そして、子供たちは日本人から現地の地理を教わることに何も違和感がなかったのもとても違和感があるとともに、面白かったです
インターン中は様々なことが起こりましたが(昼休みは50対50のサッカーをするとか)、英語周辺に関しての経験はこんな感じかなと思います
本当に貴重な経験をしたと思います
今でも私の教育観を支える大きな経験になりました
【学んだこと】
•英語(言語)は必要性があれば身につく
そして忘れるのも早い
•非言語のボディランゲージはかなり重要
•仕事の募集要項は代表にしっかりと確認すること
塾では強くは言えないことも多く学びました
結局文法がわからなくたって会話はできる!ということを
それでもビジネスとして使用していくにはやはり文法の流麗な英語は必要です
生徒たちの中には、
伝わればいいじゃん!
という生徒もいますが、それはその通りです
ただ、どこまで目指すかによって習熟度は変えなければならないよ!
と、私は上記の経験をもとに生徒たちに伝えるようにしています
とりあえず、今思い出しても辛かった‥
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今日も読んでいただきありがとうございました!
『今日のひとこと』
久々のブログを更新しました
春季講習で9時〜22時の授業は思ったよりきつくて予想よりも体力が残ってなかったですね
でも、やっぱり生徒たち、子どもたちと話しているのは楽しいです
時間はあっという間に過ぎます
1人もコロナに感染していないことは不幸中の幸いですが、今後も気をつけてほしいですね
最近は自炊が少し減ってしまいました
講師とご飯にいくからですね
講習期間は毎回こうなってしまいます・・・
できる限り自炊をせねば・・・
反省