【高校受験】受験後の面談②

こんにちは

Hide-and-seekです

 

 

昨日は中途半端な文字数で書き切ろうか悩みましたが、

悩んだら分けた方がいいと誰かが言っていたので分けました

本日は雨ですね

雨の日は全体的にどんよりしますが、僕は好きです

昨日の続きから書いていきます

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【目次】

1:面談の目的

2:内容

3:伝えたいこと 本日はここから 

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3:伝えたいこと

内容は昨日書いたのでほとんど全てです

それとは別に生徒たちには伝えておきたいことがあります

大前提として、生徒たちは面談を終えたあと塾をやめます

塾に残って学習を継続していこうと考えている生徒は少数派ですし、

私も受験が終わったあと(特に高校受験終了後)はやめるのが普通だと思います

よって、再び塾に入らない限りない私と会うことはもう無いでしょう 

なので、伝えなければならないことはしっかり伝えておく必要があります

遺言みたいなものです

そこまでやりきるのが、学年主任になった私の役目ですし、責任です

 

毎年面談をしていても細かなデータを提示されても生徒も保護者の方も

いまいちピンときていない方が多いです

なので、データも提示しつつも、

具体的な行動や事象を伝達することになります

どちらかというと私の経験や、過去の私が担当した生徒が伝えてくれたことを

生徒・保護者の方に伝えるという感じです

 

『してほしいこと』

•大枠は1年のうちに決める

•信頼できる先生を見つける

•各教科質問できる先生を見つける

•学習できる場所を探す

 

•大枠は1年のうちに決める

中学と高校において大きなひとつの違いは

『進路が早く決まる』ということです

特に文理の決定に関しては一年生の冬にはほとんど確定します

とはいえ、高校生になったばかりでは右も左もわからない

そもそも志望校といったってわからない生徒も多いです

必ず夏にはオープンキャンパスに行くように伝えます

少しでも情報を集めるのです

その際に気をつけなければならないのは

『ネットの情報に頼らない』

ということです

一次情報に当たってください、ともお伝えします

実際に足を運んで自分の目でも確かめて、ネットの情報と比較し、

決めていってください

ということです

 

信頼できる先生を見つける

塾では講師が多くいますし、進路指導もしっかり行います

ただ、高校に行って予備校や塾に行かない場合、

信頼できるのは学校の先生です

信頼できる方も多くいますが、情報に疎い方もいます

自身が進学した高校において、進路指導において、

あるいは各教科においてアドバイスをもらえる先生を必ず見つけてください

と伝えます

 

•各教科質問できる先生を見つける

進路指導だけではなく、各教科(特に自分が受験にて使用する教科)において

信頼できる先生を見つけてください、と伝えます

『質問できる先生がいなかった』

これは、高校三年生になってから塾に戻ってきた生徒たちがよくいうことです

学校では先生たちは忙しく、一対一で質問に答えることができる時間が限られてしまいます

もちろん時間をとって丁寧に対応してくださる先生も多くいます

では、自分が進学する高校ではどうでしょうか

しっかり確認するようにしてください

そしてもし自分が使用する教科にて気軽に質問できる先生がいない場合、

早急に対応が必要です

 

•学習できる場所を探す

塾では自習室があり、いつでも使用できました

学校にも図書室があります

が、思いの外使用している生徒は少ないです

図書館やカフェで学習している生徒が多いです

家で学習できればいつでもできるので素晴らしいですが、

大抵の生徒たちは家でできないと伝えてくれます

自分が勉強できる場所を確保してください 

こちらも早急に対応が必要です

 

『その他』

•志望校をすぐに決める必要はないが、国立は1年生から準備が必要

•大学は全国大会

中高一貫の存在

 

•志望校をすぐに決める必要はないが、国立は1年生から準備が必要

過去何年も生徒たちをみてきて共通することは

『高校では国立目指します』

と多くの生徒たちが言うことです

また保護者の方も費用面で国立に挑戦してほしいと子供たちに伝えます

けれど、実際どれだけの生徒が国立を実際に目指し、本当に入学できるのか

実際にデータがないのでわかりませんが、

私の所感ではほとんどいないのではないか、と思います

私の生徒たちで今年度国立に合格した生徒たちの大半は、

『一年生の時から継続して学習してきた生徒』

です

よっぽどの進学校に行っていない限りは(もともとのポテンシャルが高い生徒以外は)、

一年から学習し続けないと国立は厳しいでしょう

(レベルを下げれば可能ですが)

また、学習し続けると言っても、

がむしゃらにやっても大学受験はうまくいきません

質と量のバランスが大切です

時間だけかけてやっても、内容が伴っていなければ合格などするわけがありません

時間より質がまずは大切だと言うことも強調して伝えます

 

•大学は全国大会

高校受験(東京都)は

東京都をいくつかに分けたうちの、自分と同じ高校を受ける

同じぐらいの学力の生徒層の中である一定数の得点が取れれば合格します

つまり地方大会のニュアンスが強いです

けれど、大学受験は

全国の至るところから学生たちが受験してきます

したがって、倍率一つとっても知名度の高い私立大、

国立大になるにしたがって上昇する傾向があります

特に最近では、日本大学東洋大学明治大学青山大学など私立大の倍率は

えげつないほど高いですね

そのことに対して 中学生は認識が甘いです

高校受験とはレベルが異なり、難しいことを伝達します

 

中高一貫の存在

私が担当している中学3年生の生徒は既に高1の数学を学習し終え、

高2の内容を学習しています

大学受験は全国レベルだということを考えると、

やはり中高一貫に通う生徒は、公立の生徒よりも『一足も二足も』先に進んでいます

独自作成校へ進学する生徒は難関系の学習を行なっている生徒が多いですが、

普通の都立に進学する生徒たちは通常の中学3年生までのカリキュラムまでしか

こなしていません

公立の生徒が一貫生と同じ土俵に立つには、猛烈な追い上げが必要です

やはりスタートダッシュは大切だということを私は実感しますし、

私が中学受験に賛成である一つの理由になります

(ちなみに一番の理由は、中学受験をした生徒としなかった生徒において、

大雑把な所管ではあるのですが『思考力の差を感じる点』です) 

 

 

『最後に』

•わからなくなったらすぐに戻ってきて!

 塾を一度やめるのは当然の流れです

ですが、私が関わってきた生徒たちはみんな大切な生徒たちです

大学受験、さらにその先へ大きく羽ばたいて欲しいと思っています

少しでもつまづいたら戻ってきてください

そう、伝えています

もちろん戻ってくる例は稀ですが・・・

それでも、何か困った時に頼れる場所が一つあるか無いかで、

大きな差が生じると思います

 

 

結構一人一人時間はかかりますが、丁寧に話させていただきます 

ここまで話して私の面談が終了になります

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本日も読んでくださってありがとうございました!

 

『今日のひとこと』 

本日面談が1名を除いて終了しました

全員とじっくり話すのには時間が足りなかった気もするのですが、

面談できて、受験後話せてよかったです

 

不意のプレゼントはやばいです

不覚にも泣きそうになりました・・・

私が好きなものをしっていてそれをプレゼントしてくれたことがなにより嬉しいです

塾を続ける子も離れる子も全員が大切な生徒だと改めて実感した日でした

 

明日からは新年度の生徒たちや保護者さまと話す時間を増やしていきます

けれど君たちのためには今後も時間をたくさん割いていきます

高校という新たなステージに進みますが、

自分のペースで大学受験に向かってください

 

私に生きがいを与えてくれてありがとう

私も君たちと過ごせた日々を胸の内に抱いて先に進みます