【高校受験】都立入試を終えて

こんにちは

Hide-and-seekです

 

昨日は、都立入試の合格発表がありましたね

色々ありました

嬉しいことも悲しいことも

 

今日は、色々な報告があった中で感じたことを書いていきたいと思います

 

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昨日は都立入試の合格発表でした

 

今年の中学3年生は途中から塾に参加してくれた生徒もいましたが、

ほとんどの生徒が中学1年生から通ってくれた生徒たちでした

それゆえ、個人的にものすごく思い入れのある学年でした

 

中学1年生の際に初めて参加した時の印象は

『静かだけどこそこそサボる生徒が多い学年だな』

『表立って反抗しない分結構手を焼く学年になりそう』

と思いました

そう思ったことが昨日のように思い出せちゃいます

 

私の予想は当たって、結構手を焼く生徒が多かったです

本当に君たちは・・・

叱ってばっかりで褒めることは少なかったけれど、

最後の追い込みの時期には、

みんな塾に来て自分の課題を見つけ取り組み、質問を重ねる姿を見ていると

受験前なのに本当に泣きそうでした

正直なところ

 

受験当日、1年生の時、できない問題があるたびに泣いていた生徒が、

『全く緊張しなかった、いつも通りできた』

問題を解き終わって顔上げて、

『ここどこだっけ、あっ〇〇高校だった』

と場所がわからなくなるほど集中して問題に取り組むことができた、

と報告してくれた時には

結果よりも成長に驚き、

嬉しく思って、また泣きそうでした

年々涙腺が弱くなっていると、毎年この時期になると思います

 

そんな中

昨日3/2(月)、都立入試の合格発表日でした

大切な生徒たち

結果的には、合格した生徒もいれば不合格だった生徒もいました

全員合格させて上げたかったし、それが私の使命なので、

嬉しさもあり、悲しさもあり、

でも悲しさのほうが勝ってしまった昨日でした

 

『合格した生徒』

中学1年生から担当してきた生徒たちなので、本当に嬉しい

自己採点で低かったので『厳しいかも』と思っていた生徒たちも

合格してくれました

生徒ごとに思い入れはありますが、

私の授業を信じて中1から参加してくれた生徒がたくさん合格してくれたのは

本当に嬉しかったです

 

けれど、合格発表日は毎年意外なことに、

『本人よりも周りが嬉しいことが多い』

です

本人は意外にもあっけらかんとして冷静でいることが多いです

当日は電話で合格発表の結果を伝えてくれるのですが、

『うかったー』

といって終わることが多いです

『なんでそんなに冷静なの?!』

と私は思ってしまいますが、生徒たちは驚くほど冷静な生徒たちが多いです

(受かってしばらくしてから連絡してくるからかな、と思っていますが)

 

それよりもむしろ保護者の方に電話を変わっていただいて、

その時に私と保護者の方で

『本当よかったです!!!』

とテンションが上がりながらお話することが多いです

 

思えば私の受験の時も番号があった時は

『あ、あった』

と意外に冷静だったのを覚えています

生徒よりも周りが盛り上がるのですね

 

自分の合格の時より嬉しいです、毎年毎年

 

 

『不合格だった生徒』

「さっぱりした生徒」「やりきった生徒」「後悔していない生徒」

不合格でもその場で前向きに切り替えている生徒もいました

一方で 

「後悔が残る生徒」「号泣する生徒」「言葉を失う生徒」

今年度は何人か不合格にさせてしまいました

色々な要因があるとは思いますが、私の力不足も一因です

 

このような仕事をしている限り全員を合格させて上げたいですが、

不合格者も出してしまいます

そんな中私が大切にするのはやはり

『面談』

です

毎年不合格だった生徒にはその日のうちに塾に来てもらい面談を実施します

本人だけの時もあれば、保護者を交えての時もあります

この面談がとっても大事なのです

 

けれど、今年は

コロナの影響により塾に生徒が来られない

最悪なタイミングです

塾は空いているのに生徒たちを塾に呼び出すことができないのです

本当に大切な時期にウイルスが来てくれたものです

昨日ほどウイルスを嫌悪したことはありません

 

とはいえ生徒を呼ぶことができないので、

昨日はひたすら電話をしました

けれどやはり対面とは異なり表情が見えません

 

『どんな表情で泣いているのか』

『どの言葉で頷き、首をふるのか』

そのような些細な表情の変化で言葉の掛け方も変わってきます

それでも電話以外にコミュニケーションをとる手段がないです

ひたすら話しました

 

 

今年度は

合格・不合格も電話のみ

でした

よくも悪くもいまいち熱が伝わりきらない結果になってしまった生徒もいました

来週には開室が予定されていますが、やはり『熱』は異なります

当日はやはり

『生徒たちに会いたいなぁ』

と強く思わされた今年度の都立入試合格発表日でした

 

来週から再開する塾が多いみたいです

結局学校の一斉休校に関しても政府の見切り発車的な要素が強かったようですね

専門家の意見も聞かずに休校指示を出したのはどうなのだろうか、

と私も違和感に思っています

それに振り回された形で塾も閉室してしまい対応ができなかったわけですから、

正確なエビデンスを提示してから休校指示および閉塾の決断をしてくれたら

私も納得はできるのですが・・・

 

とにもかくにも、来週には生徒と会える可能性が高まりました

熱や温度は下がっているかもしれないですが、

合格した生徒もできなかった生徒も全員呼んで

一人一人話をしていきたいと思います

 

 

 

号泣した生徒には今日も電話をかけます

早く生徒に会って

『おめでとう』も『次リベンジだ』も直接言いたい

早く気持ちの整理を一緒にしたい

そばに寄り添いたい

合格した生徒も不合格になった生徒も前向きに高校へ進めるように

私も最後まで接したいと思っています 

 

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生徒への声かけは難しいですね

『こういう声かけを私はするよ』みたいなことがあれば

ぜひご教示いただけたらと思います

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

『今日のひとこと』

超小型飛行ロボット「RoboBee」

というものがあるみたいです

(URL:https://www.youtube.com/watch?v=loHzoeFP9Io

(URL:https://wyss.harvard.edu/technology/robobees-autonomous-flying-microrobots/

メリットは、「災害救助」「撮影」「探知」

など人が入り込めないところにドローンよりも柔軟に入り込むことができる点です

一方でデメリットは「盗撮」「メディアの過度な情報収拾手段」「秘密漏洩」

などが言われています

こんな小型なロボットが飛んでいたって、わかりっこないなと感じます

プライバシーが守られない時代が来るかもしれないと

ふと怖さを感じました

そして、

テクノロジーの発達は人間の倫理観や道徳観の発達と比例させなければならない

と危機感を勝手に抱きました

もっともっと私も生徒たちにいろいろ伝達できるように情報はあつめつづけたいですし、

生徒たちに様々な情報を投げかけていきたい、とも感じる『robobee』でした