【小・中学生】クラス作り①

みなさん、こんにちは

Hide-and-seekです

 

コロナウイルスの影響で学校の卒業式や謝恩会、または卒業旅行など、

学年末のイベントが次々と閉鎖されていますね

私の生徒の学校も多く開催禁止になり、不平不満の声が聞こえて来ます

中には学校にいかなくて済むので喜んでいる生徒もいますが・・・

若干私立高校の方が、都立高校よりも開催禁止の強制力は小さいようですが、

いずれ禁止される可能性が高いとのことです

残念ですが、政府決定ならしょうがない部分もあるかもしれません

 

そんな中塾は通常営業です

大丈夫なのかはわかりませんが、営業するのであれば(たとえしなくても)

私は準備するだけです

 

本日は、新年度も開講したので、

今の時期は特に初めて担当する生徒が多く、

いつも以上に緊張したり気を遣ったりします

そこで、私が生徒に伝えることや意識していることなどを、

つらつらと書きたいと思います

最初の3日間で全てが決まるとも言われているほど、

はじめに3日間が大切らしいです

私はあまり感じたことはないのですが、本当なのでしょうか

とりあえず書いていきたいと思います

 

 

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【目次】

1:大前提として

2:目標の設定

3:最低限のルールの共有

4:信頼関係の構築

5:上手く行きがちな講師の特徴

6:失敗しがちな講師の特徴

7:その他

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1:大前提として

私が塾で担当するクラスは二極化します

①成績上位層で難関校の受験を目指すクラス

②成績に関係なく全体的に荒れているクラス

です

 

①に関しては言わずもがなです

主に小6・中3の学年になります

私が非受験学年の時から担当しているクラスが多いです

保護者・生徒・私(たち)の信頼関係は既に構築されていて、

あとは受験に向けて頑張っていこう!という状態です

このようなクラスでは上位校を狙っている生徒がほとんどですので、

簡単に講師を変えたり、日が浅い講師に任せることはしにくいです

ただ、落ち着いているので、質問対応等で全講師関わりやすいクラスでもあります

 

問題となるのは

②の成績に関係になく全体が荒れているクラスです

私は毎年、

このようなクラスに新年度切り替えのタイミングで関わらせていただきたい

と、年明けから上司に伝達し、予定を調整し担当できるようにします

 

私が毎年意識しているのは

成績中位層の落ち着いたクラスは担当せず、荒れているクラスを担当する

ということです

理由は明白です

落ち着いたクラスはある程度の講師であればコントロールでき、

適切なサポートをしていけば上手くいくことが多いからです

つまり、講師にとってやりやすいので、どの講師(最低限の力がある講師)でも行うことができます

一方、既に荒れているクラスには、日が浅い講師の方の担当は外します

生徒の騒ぎも助長されますし、新人講師も初めはやる気があっても徐々に疲弊していきます

保護者も塾へ行かせる意味を失い、他の講師も関わる意欲を無くす・・・

悪循環の発生です

けれど、荒れているクラスは誰も担当したがらないので、

結局新人の講師の方が参加することが多く、荒れはさらに助長されるだけです

(よほど力のある方が参加してくだされば話は別ですが、かなりレアケースです)

 

せっかく塾に来て学習しにきているのであれば、

関係者全員にとってwin-winな状態を作ってあげたいです

私たち講師は、担当を外れたり、生徒をやめさせたりして関与を減らせますが、

そんなことをしたって生徒本人の学習は続くわけです

やめたって姿勢自体が変わらなければどこに行っても変わらないかもしれません

(環境を変えることでよくなる場合ももちろんあります)

 

荒れているクラスに参加することは

当然かなり疲弊してストレスもたまります

けれど、綺麗ごとかもしれませんが、

私は荒れているクラスほど担当して

『少しでもよくしていきたい、生徒たちの現在・将来のために』

そう思って荒れているクラスに参加します

 

 

2:目標の設定

担当クラスに私が伝えることは共通しています

 

目標: 過去の自分よりも成長する

 

そのために日々何をしていくか行動に落とし込もうということです

 

目標は意図的に漠然と設定し間口を広げること

が大切です

 

成長の目的は生徒やクラスによって異なります

上位クラス:成績をあげて難関校に合格すること

だと思います

非受験学年から目標を設定して頑張ってきた生徒たちが多いので、

受験学年になろうと大きく変わりません

 

ただ、荒れているクラスや中堅以下の生徒が集まるクラスにおいては

志望校が決まっている生徒自体がほとんどいません

それは受験学年になっても変わりません

 

なので、『志望校合格のために成績をあげよう』と伝えても

「志望校なんて決まってないから勉強しなくていいじゃん』

『進学先なんてどこでもいいからその時の学力で決める』

といって実際に行動に移すことのできる生徒はかなり稀です

実際に志望校からの逆算でモチベートされるのは

『小6・中3・高校生 』

ぐらいだと思います

 

なので中堅下位層のクラスや荒れているクラスの生徒には

『自分の志望校に合格する学力をつける』

とも伝達しますが、

定期テストで点をあげる』『特定の教科をできるようにする』

『1日1時間勉強する』

など、なんでもいいです

過去の自分から少しでも成長できるように行動しよう

と伝達します

 

全員に当てはまり容易に否定できない目的を提示することで、

最初のハードルを下げます

ハードルはあとでいくらでも上げることができるので、まずは踏み出し易い

ハードルを設定します

 

 

前提を書いていたら結構文字数と時間を取られてしまいました

続きは明日書きたいと思います

だらだら書いてしまいまして申し訳ないです

が、読んでくださる方ものんびり読んでくださればと思います・・・

 

 

 

 

『今日の一言』

私は本を読むことが大好きです

が最近は全然読めていません

予習と雑誌ばかりですね

特に理系教科の予習をメインに行なっています

本当に時間がかかりますが、解いてて楽しいですね、理系教科は

いずれ私が読んできた本もこちらで紹介していければと思っています

備忘録の意味も込めて・・・