【高校受験】1週間前の過ごし方②

みなさん、こんにちは

 Hide-and-seekです

 

本日は昨日書ききれなかった都立入試1週間前の過ごし方の続きを

書いていきたいと思います

生徒たちは昨日も自習室にきてラストスパートをかけていました

誇りに思う生徒ばかりです

今日も以下のことを確認した生徒もいます

あと少し頑張ってほしいです、ほんとに!

 

 

【目次】

1:毎日来ること

2:やることの整理

3:試験当日の動きの確認

4:体調~夜型から朝方へ~ ←本日はここから

5:当日会場で確認できるノート作り

6:持ち物の確認

7:息抜きの仕方

 

 

 

4:体調~夜型から朝方へ~

普段どれだけ夜型でも1週間あればリズムを整えることは可能です

ただ、人間はどうやら生まれつきで夜型朝型は決まっているようです

それでも受験の開始時間は朝9:00〜という事実は変わりません

であれば9:00に一番頭が回る状態を作らなければなりません

やるしかないのです

 

そこで生徒たちにはいくつかのことを伝えます

 

①寝る前の液晶は禁止

スマホの液晶が体に悪いことはすでに色々な場所で実証されていますし、

現に液晶を見てから寝るのと何も見ないで寝るのとでは全然感覚が異なります

目の疲れを貯めてから寝るのとどうやら同じみたいです

 

②お風呂には寝る1時間前に入る

どうやら寝付きと体温温度には大きな関係があるようです

お風呂に入ってからすぐに寝付けるわけではないですし、

お風呂に入ってだいぶたってから寝ようとすると湯冷めしてしまいます

入ってから1時間後に寝ることを目安にお風呂に入ってください

そうすれば体に負担をかけずにノンレム睡眠の状態に入れるようです

 

ごはんを食べるのは頭を働かせる2時間前

消化の時間も考えて食後2時間後に栄養が体全体に回ります

9時に試験が開始するとなると7時には朝食を食べておきたいところです

生徒が実際に試したところ、感覚的なところが異なるようです

また、食べ過ぎも要注意です

消化するのにエネルギーを用い疲れが溜まってしまいます

食後の授業で眠くなるのはこの影響もあるようです

 

そして、朝9時から始まる1教科目に最高の状態を持っていけるように整えることは

その後の教科のメンタル状態にも関わります

1教科目でつまずくとその後も崩れる可能性が高いです

自分の力を最大限に発揮できる可能性がある可能性があることは

なんでも取り入れてやったほうがいいです

1週間前からは受験に備えて準備をしていきましょう

 

 

5:当日会場で確認できるノート作り

試験会場は思ったより隙間時間があるものです

あるいは、移動時間も思いの外暇な時間が多いです

この時間を有効活用するためには、すぐに自分の弱点分野を確認できる

ノートやメモを置いておくにこしたことはありません

実際に直前にみたノートから試験にでた!と伝えてくれる生徒たちは毎年大勢います

 

普段からまとめノートを作っている人も、

この時期の弱点分野を軽くまとめたノートを作成する

ほうがいいと思います

 

中学時代、私も理科が苦手で、どうしても天体や惑星の動きが覚えられませんでした

なので、ノートに日周運動や年周運動の図を軽くまとめ試験直前にみていたところ、

試験にでて無事解くことができた経験があります

 ノートに書いてある弱点分野が出て解けたときの安心感はとても大きいです

しっかり書いておきましょう

本当にノートからでるんです!!(✴︎完全に経験則です)

 

 

6:持ち物の確認

この時期は事前に揃えなければならないものを確認しておきます

購入しなければならないものは特に今の時期です

例えば鉛筆、消しゴムは当然のこととして、鉛筆削りは以外にない生徒が多いです

家のスペースに当日使うものをおいておくボックスをおく生徒も過去にはいました

その学生は部屋が汚くて忘れ物が心配だったんですね

 

 

 7:息抜きの仕方

試験1週間前とはいえずっと机にへばりついて学習し続けるには限界があります

継続して学習するためには工夫を加えることが必要です

私が生徒たちに伝達していることは以下の5点です

 

①1時間ごとに体を動かす

ずっと机にへばりつくことで集中力も持続し、

頭の中にインプットすることができればそれに越したことはないのですが、

大抵の人(私も含めて)は難しいのではないでしょうか

 

特に受験へのプレッシャーがある中で緊張感のある学習を続けるには限界があります

時間を無理に意識しすぎることはないですが、

集中力が切れていなくても席から立ち上がって、

5分ほどストレッチや外の空気を吸うなどしリフレッシュしたほうが集中力が続きます

 

②視野や視点をずらす

問題に行き詰まった時(特に理系教科)にそのまま続けるのではなく、

目線を上げることが大切です

問題を解く時には前かがみになってしまい視野が狭まり思考が主観的に陥りがちです

そこで姿勢を正し一度上をみたり周りを見回すことによって

俯瞰的に問題も見られるようにし客観的に考えられるよう思考を切り替えるのです

ちょっとしたわずかな変化ですが、意外に効果があるので是非やってみてください

 

 教科を変える

1教科への集中力の継続時間はどうやら30分~60分らしいです

無理に続けると効率が下がり返って悪影響のようです

科学的な証拠があるかどうかといえば根拠が薄いとは思いますが、

経験ベースで私は賛成している考え方です

コロコロと変えすぎるのは良くないですが、

区切りごとに教科を変えていくことで、

コンスタントな教科間の復習もできるので、私はオススメしています

 

④問題の出し合いっこをする

長時間学習していたら、飽きてくる中学生も多くいます

初めに何時から何時の間は問題の出し合いっこをしようと決めて、

その時間だけは友達と内容を確認し合うのも効果的です

私の過去の生徒がやっていて非常にいいなと思ったので、

現在の生徒にも勧めています

(盛り上がりすぎた時に収拾がつかない女の子もよく見かけますが・・・)

 

⑤五感を用いること

普段学習している中で使用する感覚器官は「視覚・聴覚」メインでしょう

ただ、少数の感覚器官に頼るよりも5感をフル活用できれば、頭にも残りやすいです

生徒には、

「公園で歩きながら単語を音読してきて戻っておいで」

といった内容を時々言ったりしています

外でしたら周りに気を配らずに音読できますし、

リフレッシュ効果もあります

外に生徒が出る際には講師も一緒に外に出て安全面を考慮します

何も机にへばりつくだけが勉強ではありません

机に何時間も座って参考書を見ていれば成績が上がるわけではありません

 

 

【まとめ】

入試1週間前は行動を大きく変える必要はありません

今までのペースを維持していけばいいのです

直前ということで緊張し始めメンタル面が崩れてくることもあります

最後まで学習を継続するためにも、

学習し続けられるきっかけを多く仕掛けておくといいと思います

不安要素を極力排除して万全の状態で受験に臨みましょう!!

 

 

「今日のひとこと」

大学受験生を担当していますが、いよいよ国立入試まで2週間を切りました

生徒たちはみんなピリピリしていて体調を崩しかけている生徒もいます

不安感も募るこの時期だからこそしっかり休みも挟みつつ学びを深めてほしいです

加えて私立入試の結果も発表されています

合格を勝ち取った生徒も不合格だった生徒、どちらもいます

メンタルが大きく崩れる時期です

 

私もできる限りサポートします><

あと少しです!

やり切っていきましょう!